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のりお/サークル[たんぽぽワンピース]:合同サークル[生ハムまたぎくらぶ]

プリティーリズム オーバーザレインボー 36話『タイガの夏』感想

先週はヒロ様とコウジくんの再会がひと段落つき、今週は打って変わってタイガくん回であり、ストリート組の掘り下げ回でしたね。
まずは回想からスタート。カケルくんとタイガくんは顔見知りという設定は劇場版King of Prismの頃から公開されていましたが、やっとここにきてエピソードが…!めちゃくちゃ待たされましたね!
まさかカケルくんが幼い頃、財閥の家督争いに巻き込まれて逃げ延びた東北の母方の実家のお隣さんが、タイガくんとは思いませんでした。出会い方もなんというか男の子同士なのにドラマチックで、夏のお祭りでお世話がかりのじいやとはぐれてしまったカケルくんをタイガくんが見つけて、一緒にいてくれるなんて…そこで二人は祭りの喧騒から離れて神社で星を見て、誰にも負けない輝きを持つ、一番星みたいになりたいな!って笑いあうのが可愛すぎて死にました。
その回想から戻り、先週の引きの続き、夏のプリンスクラウンカップでついにアレクとタイガくんの全面対決が行われることになり、かなり緊張感がありましたね。
アレクはストリートの地位を貶めるカヅキさんのことを敵視していて、そんなやつにベタベタカヅキさんカヅキさんって懐いているタイガくんのことはもう敵とすら思えない存在だったわけです。先にアレクはショーを終えていて、カラット数がダントツトップなのは流石ですね!
二人の対決を見守るカケルは、あの幼い日々のことを思い出します。タイガと自分は一番星になりたかったことを…
ここでショーの前にタイガくんは、32話でカヅキさんの跳んだジャンプを思い出します。カヅキさんはプリズムスタァの自分を取るかストリートの自分を取るか、葛藤して悩み抜いた末に、どちらも自分がやりたいことであり、ストリートは自分を作り上げてきてくれたもの、スタァとしての自身は一人ではできなかったことをみんなで達成することができる力になること、それを掛け合わせてストリートのプリズムスタァになる自身を表現した最強のジャンプ。
どちらかが自分なのではなくて、どちらも自分を作り上げてきてくれたもので、合わせて自分らしさであることをカヅキさんは選んだんですね。
そこでカヅキさんに憧れ続けたタイガくんは、果たしてカヅキ先輩に憧れて模倣することが自分のジャンプと言えるのか、思い悩むわけです。そしてタイガくんもカケルくんと幼い頃にみたあの時の一番星を思い出します。あの時のみた星のきらめきと、カヅキさんが自分を導いてくれたプリズムショーのきらめきはタイガくんにとってかけがえのない宝物でした。それをそのまま真似するのではなくて、カヅキ先輩が与えてくれたきらめきの根本にあるもの、自分らしさを表現したいとここでやっとタイガくんは決意します。そしてタイガくんは幼い頃に初めての友達と出会い、自分を育ててきてくれた地元のお祭り(その賑やかで楽しい場はプリズムショーと通じるものがあるのかもしれないですね)、そして自分を作り上げてきてくれた全てに出会えた幸運を乗せて一番星になることを誓いショーへ挑み、プリズムジャンプ『祭りだワッショイ!フォーチュンボーイに花束を』を跳び、無事成功させます。見事で己の限界を越えるようなジャンプでしたが、着地に失敗し、減点され惜しくもタイガくんは少しの差でアレクに負けてしまいます。
しかし、アレクは仁科カヅキの猿まね野郎だと思っていたタイガくんのジャンプに、タイガくんでしか表現できないものを感じるわけですが、熱いぜ…!って自然に漏れてしまった声がアレクが本当にタイガくんを認め始めたんだなって感じてこっちの胸が熱くなっちゃいました。
アレクがタイガくんに、これで決着だと思うな…次はお前を徹底的にぶっ潰す!と言って去っていくのは、好敵手同士という感じでよかったですね、アレクが素直になれなくてこういう過激なことを言ってしまうのは27話、アレク、ハッピーフリーダム!シックスパックコアワンダー!でわかっちゃってますから、視聴者は、笑
これをまた見守る視線が一つ、そうカケルくんです。カケルくんは、タイガくんが数字の上では負けてしまったけど、数字だけでは推し量れない熱いショーを感じて、一人で先に一番星になりやがって……と自然に涙を流しているのをみて、こちらも泣いてしまいました。
カケルくんは、家督争いに巻き込まれて、逃げていったものの、結局再び後継の御曹司として祭り上げられ、数字としての結果を上げ続けることを強いられてきたわけです。数字よりも大切な何かを、タイガくんから受け取って、いままで数字で物事を見て、どちらにつくと有利で…とずっと打算的に動いて傍観者の立場を取ってきたのに、タイガくんから気持ちを受け取って、自分も同じようにあの場に立ちたいと心の底から思って、やっと当事者になれたのだと思いました。いままで仮面をかぶってカケルとして生きてきたカズオ、やっと生身の人間として感情を出してショーに向き合えるようになった。そこで一緒に見ていたカヅキ先輩が、頬を伝う涙をぬぐってあげて、一緒に熱いショー、しようぜ!って言うのがまた立派な先輩すぎて…こういう人が人に与える影響によって、人と人はつながっているんだと、その絆をしっかり描写してくれるのが、このシリーズの大好きなところでもあります。
次回はついに、ルヰくんとシンくんのショーですね、ルヰくんは一体どのようなジャンプを跳ぶのか、目が離せません!


(キンプリがテレビシリーズで放送されたらという妄想のエア感想なので、深く考えず流してください)