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のりお/サークル[たんぽぽワンピース]:合同サークル[生ハムまたぎくらぶ]

TVアニメ スタミュ☆高校星歌劇☆を見た感想

TVアニメスタミュ(高校星歌劇)を通してみましたので感想を書いてみようと思います。
今気づいたんですけど、高校星歌劇って、高校生歌劇って読めるんですね…気づくの遅い。


以下ネタバレがありますので、これからみようという方はお気をつけください。
一話一話の感想を長々と書きたいのですが、あまりにも長くなりすぎるのでざっくり気味です。




スタミュは最初、友人から勧められてみました。
ヤバいという言葉から伝わってくるクレイジーさに震えながら見た先には学生たちに道を譲られる華桜会のメンツ、そして急に歌い出す上に一人だけ別室(しかもちゃんとハモってる)という演出に一気に心奪われたのですが、まだ一話の段階では笑って見られるアニメなのかなと誤解してました。
そもそも、ミュージカルアニメと聞いていたので、華桜会の登場シーンの演出が続くと思ってたんですよね。違いました、ミュージカル専門科のある学校に通う高校生たちの話でした。
もちろんシーンとしては、歌PVパートがあるのですが、ミュージカルといいますか現実の2.5次元ミュージカルの表現としては、同時期にやっていたDance with Devilsの方が近いかなと思います。(ダンデビも好きです、特にお兄ちゃんのシャツの柄が)
一話から華桜会がご登校だ…!!って言われながら登校する様子で一気に世界観が伝わってくるわけですが、主人公5人となるメンバーの面々の一部の登場もなかなか強烈でした。
特に天花寺くん、口を開いたら生まれ直してこいですよ。そこからなの?生まれるレベルから!???って衝撃を受けてしまいしばらく個人的に流行語でした。今でもたまに言います。生まれ直してこい、このやぼすけが…
二話以降も歌PVパートが入り、あまりの唐突さに笑ったりしながら、チーム鳳となった五人は反発しあいながら仲良くなっていくわけですが、チームの人数が絞られているので一人一人仲良くなっていくのを丁寧にやってくれ、とても話運びが手堅く、絆が深まっていくのがよくわかりました。
星谷くんの他人の心を開く力が天花寺くんや月皇くんの心の垣根を壊していって仲間になっていく様子はとても青春で、演出もベタといえばベタなんですが、星谷くんのまっすぐさが伝わってきてとてもよかったです。
スタミュのすごいなと思うところは、ちゃんと一話一話、話のメリハリがついていることで、ちゃんと最後にヒキを作ってくれるんですよね。なので歌PVパート以外は派手な話ではなくて、とてもまっすぐな青春モノなんですが飽きずに見られますし、この子たちがどうなるのか続きが気になるつくりになってました。
それでもまだ五話目までは、笑いながら見られるアニメだなと思っていたんですが、チームとしてまとまって初めてのお披露目公演回の六話目でこのアニメ、面白い…!って思いました。
六話目のアヤナギショウタイムなんですが、それまでにチーム鳳で人数は揃っているにも関わらず一度も合わせたことはなかったんですよね。
五話目までためにためて、六話目で一気にチームとして評価される場にやっとたったんですよね。
アヤナギショウタイムをまさかアレンジバージョンで、しかもダークヒーロー的な衣装で登場するなんて、あまりにもかっこよすぎませんか。その意外性とかっこよさに惚れて、何度も見返してしまいました。
スタミュ、面白い…!そうはっきり感じたのは六話で、そこから一気にはまり込み、曲を買いあさり、毎週配信日には12時にiTunesにはりつき買って聞く日々が始まりました。
六話前までの段階で、一日一回は一話目から通して繰り返し再生をすでに行っていたのでその土壌はあったというかもうハマってるやないかって感じなんですが。
七話目の合宿回ではチーム柊の辰巳がライバルとしてチーム鳳を認めてくれて、なんて気持ちのいい子なんだと思ったり、なんといってもスターオブスター!すごいですよこれは、アニメ史に残る歌演出なのではないかと思った。あまりにもバカかっこ良すぎてチーム柊大好きになってしまいました。
一斗缶でクマだと思ったモノを殴る那雪くん逞しすぎる。
さらにそこからなんやかんや、鳳柊兄弟の話だったり、公演の内容を決めることで悩んだり、いろいろあるわけですが、どの話も丁寧でとてもよかった…。
スタミュは見終わったあとの読後感ってやつでしょうか、アニメなんですけど、すごくいいんですよね…

鳳先輩がいなくなって、チームとして文化祭のステージには立てるけど、星谷君が寂しさを感じている時に、チームのメンバーが星谷くんを思いやっている様子には心打たれました…
最初は俺は馴れ合うつもりなどないとか、どうりで変な奴が多いと思ったとか、生まれ直してこいとかいっていた子たちが、すごく星谷くんに対してやさしく接してるんですよ。
最初はこんな光景想像できなかったです。特にやぼすけ、間違えた天花寺くんがすごく思いやりのある子になっていて、まだ口は悪かったりするけど、自分の生い立ちを慢心ではなくて冗談交じりに言えるようになった。
月皇くんも肩の力を抜いて、あんなにお兄さんに対してコンプレックスがあったのに、すごく自然に接することができるようになった。
人の変わる様子がとても自然なんですよね、そしてそういう変化を起こした原因の星谷くんが落ち込んでいる時には、周りのメンバーが優しく接してくれるスタミュの世界が清らかすぎてすごくいい。

そうしたメンバーの支えあって星谷くんは鳳先輩と再び向き合うわけですが、ここで鳳先輩ではなく、ステージに立つ方を星谷くんは選びます。
このシーンがすごく印象的で、星谷くんが支え支えられて、一人ではなくみんなで目指す本当の夢に気づいたからこの結論に至ったんだと思いました。
最初は憧れの高校生みたいになりたいという夢だったのが、なぜそうなりたいのか、なぜその高校生に憧れたのか、その本質に人間的に成長して気づいたからだと思うんですね。
憧れの高校生になりたい、ではなく憧れの高校生が人を感動させたように自分も人を感動させられるようなパフォーマンスがしたいと思えるようになった。
辰巳くんの憧れの高校生は君を助けてはくれないんだよ、という趣旨の台詞、合宿回で出たものですがここで生きてきたなと思いました。
自分の夢であり、チームみんなの願いでそのために慕ってきた先輩を選ばないという決断はとても苦しかったと思うんですが、その苦しい決断をすることによって星谷くんの意志の強さを感じられるシーンでした。


そうしてステージ当日を迎えるわけですが、那雪の告白シーンが告白シーンすぎて驚愕しました。
他の三人は那雪が星谷くんに話があること聞いてたんですよね、たぶん。
ここで天花寺くんが、俺たちこのメンバーでよかったよなというのがとてもよくて、一話の頃を思い出し、あの子がそんなことを言ってくれるようにまでなるなんてと…すごくいいチームに纏まって本当によかった…
そしてアクシデントに見舞われながら本番のステージ、星瞬Countdown本当によかったですね。
これがアヤナギショウタイムから続く、二回目のタメからの解放でした。二回目のためは彼らにとって精神的な重圧が多く、かなり辛かったと思うんですが、それを乗り越えてのステージ、感動しました。
アヤナギショウタイムの頃はかっこいいんだけどみんなバラバラで、まだぎこちなかったのに、星瞬countdownではあんなに息の合った素晴らしいステージを披露してくれました。
雨が降っていながらも、雲間からは少し光が漏れていて、彼らを照らしてキラキラしていて、本当に星のようでした。絵としてのこうかはばつぐんだ。
こうした絵作り、大好きです。
このステージに立つべくして立ったのだなと思わさせられました。
最終話に相応しいステージをありがとう、とてもかっこよかったし、スタミュを、チーム鳳を応援し続けてきて本当によかったと思いました。
スタミュの終わり方も、結果を見せて勝った!って終わるのではなくて、時間を飛ばして余韻を残して終わるのがとてもよかったです。
ステージをみた感動にひたれました。
桜会の面々もまだぎこちないところはあれど、前のように戻りつつあるのがとてもよかったなぁ。
すごくいいアニメだった、スタミュ…

ここまでは話を通して書いてみました、ここからはスタミュのここが好きだなというところを書きます。
まず、スタミュは学校内で起こることにかなりスポットが絞られていて、ミニマルです。
外に遊びにいったり、月皇くんのお兄ちゃんのところへいったりはしますが、基本は学校内で起こることです。
スタミュのような芸能もの、アイドルとかそういったアニメでは業界に向けてアプローチしたり、プロであることにアプローチしたりファンとの関係に目を向けたり、色々手法はありますが、スタミュはそういうアプローチではなく、学校内に焦点を絞って話を進めたことで、青春モノとしてわかりやすく、ストレートに面白かったのかなと思いました。

歌PVとステージに関しては、チーム鳳が評価されるタイミングであるステージは、歌PVのような演出は行わず、徹底してオーディエンスと演者の関係、オーディエンスの反応をしっかり描いていました。
これによって、チーム鳳の成長が強く感じられ、その姿を見ることはとても気持ちがいいものでした。
この差をつけたのはとても上手いなと思います。

スタミュは高校星歌劇というだけあって、星がモチーフとなっています。
チーム鳳の名前は天体からとっていますし、楽曲にも星をイメージした言葉が多く出てきます。
クソロマンチスト野郎なので、そうしたロマンチックな表現がとても好きで、彼らの輝きを象徴しているようで、とてもよかったです。


本当に最初はネタアニメだと思って見ていたのに、最終的にとても感動し、よかったなぁと素直に言えました。
最後までとてもいい気分で見られました、ありがとうスタミュ…二期が見たい!